雑文
”きりがいい”を理由に掲げて延長された緊急事態宣言によって、帰省する方が叩かれたり開けているお店が怒鳴られたり、生きようとしている私たちの間に分断があるのが空しい。
ちょうどこれを書いている時に緊急地震速報が鳴り焦りながら机の下に隠れました。結果そこまで揺れずほっとしています。
確か3月か4月にも地震があって。この状況下であっても地震や大雨などの天災がないとは限らないわけで。台風や大雨はこの先の季節に多いので、きっと対策は日本の風土も考慮しないといけない。
カート・ヴォネガットの「国のない男」を途中まで読み返しました。
昨日引用したところは、リンカーンの言葉を記している部分でした。米墨戦争が終わった1848年、当時下院議員だったリンカーンがアメリカの大統領兼総司令官ジェームズ・ポークのことをこう表現したのだ、と書いてあります。
「糾弾を免れるために、彼は、国民の目を華々しい戦いの輝ける栄光に向けておいた。あの魅力的な虹は血の雨のなかにのみかかる、と知っていながら。(後略)」
「その人の選択が必ず正しい」、も、「その人の行動は常に間違っている」、も、どちらもあり得ないし、いつも正しいことが選ばれるというわけでもないだろうから、自分で考えないといけないなと思ったりするのです。
今日の140文字以上でした。